2016年10月7日金曜日

下らないけど後を引く。 映画「テッド」

下品なんだけど、昔見た「オースティン・パワーズ」の方がしょうもなさでは上を行っていると思います。(開始10分で見るの止めた)

下ネタがもっとどぎつい「アドレナリン」と

続編の「アドレナリン・ハイボルテージ」も好きだし、「テッド」の場合は下ネタがどうこうではないのよね。

むしろ、テッドと相棒のジョンが好きな映画「フラッシュ・ゴードン」が出てくる度に冷めていってしまった。
全くわからないので付いていけない。予備知識あったら楽しいのかも知れないけどー。
あれだけじゃ笑えんよ。

それに~~~。二人の掛け合いで星一徹やくまモン、ガチャピンが例えに出てくるのがどーもね。
わかりやすくしたのかも知れないけど、全く笑えなかった。
ほぼ無表情で見てしまいましたよ。

とか言いつつ、この映画が嫌いじゃないのは「エイリアン2」のパロディ場面があったから。
心優しいアンドロイド、ビショップ。
控えめでおとなしめのキャラだったけど、リプリーを助ける勇気に管理人は未だに惚れているので、パロディとはいえビショップが出てきたのは(出てきてないけど)本当に嬉しかった。

さて、テッドの話に戻りますね。
ストーリー自体は相手がぬいぐるみってだけで、よくある友情ものだと思います。
喧嘩したり、絶交したり、悪ふざけしたり…。

くまのぬいぐるみ相手に真面目にやってるのが笑えるんでしょうね。
私は笑いよりも、テッドの後ろ姿に哀愁を感じてしまったよ。

大切な親友はどんどん年を取り大人になる。ぬいぐるみの自分は古くなり薄汚れていくけど年は取らない。あの形(ナリ)で不老不死なんだもんねぇ。

しかも人間にもてはやされ、すぐ忘れられちゃったら、無垢で純粋なぬいぐるみはそりゃヒネるわな。

でも、ラストはちょっとだけほろっときてしまったのも事実。
ファンタジーものってこれだからイヤだ。

全然笑えなかったし、ほぼけなしてる感じですが、悪くない映画だと思います。
ファンの方には怒られるかもしれないけど、見終わった後の感覚は「トイ・ストーリー」に似ている気がします。
なので、気が向いたらその内2を借りてきて見ることでしょう。
最後にずっと気になっていたことを一言。

テッドって可愛くない部類のぬいぐるみだと思うのですが、いかがでしょう?

決して不細工ではないけど、絶対に可愛いとは言い難い…。
テディベアってもっと可愛いぬいぐるみ、いっぱいあるよね??

取って付けたようなゲジ眉と鼻の下が長いのがオヤジ臭さの要因だと思う。
歩く姿はそれなりに可愛いんだけどねー。

顔はそれほどでもない。 そう思います。

今回も予約投稿です。
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