2016年11月28日月曜日

NHKドラマ10「コピーフェイス~消された私」 第1話・第2話

■あらすじ■

飛行機の墜落事故で記憶を失い、美容外科クリニックの理事長婦人:朝倉芙有子(栗山千明)と取り違えられた週刊誌記者:広沢和花(役・栗山千明)。傷を負った彼女は気が付くと最新医療により芙有子そっくりに全身整形されていた。居心地の悪い家で理事長婦人として暮らしていたが、やがて和花(のどか)は記憶を取り戻し、クリニックの不正を暴くために潜入取材を始める。

11月18日(金)から始まった「コピーフェイス~消された私」。
設定と義弟・洋人(役・玉置玲央)のオープンな物言いで昔のアメリカ映画みたいだな、と思っていたら、サンドラ・ブラウンの小説「私でない私」が原作だった。
(現在は「コピーフェイス: 消された私」に改題されています)

若干の古臭さを感じるのも「私でない私」の舞台が90年代だからなんですよね。
いつも思うんだが、海外作品を日本に置き換えたドラマはどうしても違和感が残る…。

とはいえ、サンドラ・ブラウンだけあって、ストーリーはおもしろい。
個人的には「ラブ・サスペンス」のラブはいらんが、原作に恋愛要素が入っている限り、そこら辺は避けて通れないんだと思う。

その証拠に、芙有子を敵視している夫の柊二(役・佐藤隆太)が第2話にして「事故で性格が変わった?」と混乱しながらも気にはなっているようです。

まあ、あれだけの完全悪女が別人のようにしおらしく優しくなったら(別人だけど)1回位はクラっとくるのが人情というものでしょう。
今まで虐げられてきた分、一度ハマったら深くのめり込みそうですよね。
何だかんだ言いつつ結婚してるんだから顔や外見は好みのはず。

系統としてはクリニックの不正に家族・兄弟間の問題が絡むドロドロ系ドラマのようです。
芙有子がやりたい放題やっていたせいで周りは敵だらけ。和花の潜入取材もやりづらそうです。
さて、化けの皮を剥がされずに真相を突き止めることはできるんでしょうか。
果たして本当の黒幕は誰?

全6話なのでストーリー展開が早く、話が煮詰まる前に終わりそうな予感もします。

◆「コピーフェイス~消された私」の公式HPはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/drama10/copyface/
スポンサーリンク