2018年10月12日金曜日

映画「ミッドナイト・ガイズ」


【あらすじ】
28年振りに刑務所を出所したギャングのヴァル(アル・パチーノ)を出迎えたのは、ギャング仲間で親友のドク(クリストファー・ウォーケン)。再会を喜ぶ2人だが、ドクは翌朝10時までにヴァルを殺すよう、ボスであるクラップハンズ(マーク・マーゴリス)に命じられていた。苦悩するドクは、その事実を隠しきれず、ヴァルに打ち明けてしまう。

久しぶりのブログ更新は映画「ミッドナイト・ガイズ」(原題: Stand Up Guys)の感想です。

主役のおじいちゃん3人がめちゃくちゃカッコ良かったです!

一言でいえばギャングの友情とプライド、生き様がテーマのクライム映画なんですが、哀愁を漂わせつつ、コメディ要素もあり、見ていて飽きないんですよ。

いまやすっかり隠居生活のドクが、ギャングを引退して長いと言いながら盗みを働いたり、かつての仲間を誘拐したりと、しれっと犯罪を犯す軽さも笑えます。
足元が若干危なっかしいと思わせつつ、拳銃を持つとビシッとキメてくれるところが渋い。

若いのには負けられん! という気負いは全くなく、染み付いた習性と切れの良さで相手を軽くいなしていくのがスマートでした。

クリストファー・ウォーケンが大好きなので、カッコ良い彼が見られて満足です。

ラストはちょっと寂しかったかなぁ…。
爽快感はあるけれど、もっと暴れてほしかった。


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